障害年金について、もらえる金額などについてご案内しています。
障害年金とは、万が一病気やケガで障害を負っても、一定の金額が支給される制度で、いわゆる公的な社会保険の一つです。
障害年金は、自営業・専業主婦・学生が対象の「障害基礎年金」と、サラリーマン対象の「障害厚生年金」とがあります。
「障害基礎年金」は全国民が対象でもありますので、サラリーマンは「障害基礎年金」と「障害厚生年金」の両方が対象となります。
ただし、障害年金は障害を負った方の全員がもらえるわけではなく、もらえる額も月額5万〜20万円以上など、かなり差があります。
ご自身が障害年金をもらえるかどうか簡単な診断を行えるよう質問を用意しました。是非試してみて下さい。
障害年金は、64歳までに障害の原因となった初診がなければもらえません。この初診があれば現在65歳を過ぎていても、障害年金をもらえる可能性があります。
※20歳未満の障害でも20歳から障害年金をもらえる可能性があります。この場合は然るべきタイミングで然るべき書類を申請する必要があります。
原則、支払わなければならない金額の3分の2以上を納付していなければもらえません。 ただし、免除を受けている方や直近1年間納付している方などは例外です。
うつなどの心の病、身体障害、脳疾患、人工透析を受けている方、人工骨頭・人工関節・ペースメーカーを体にお入れになった方・・・など、ほとんどの病気で障害年金をもらえる可能性があります。
これまで私どもがサポートをした中では下痢で障害年金がもらえたこともありました。※病名がつけられないような複雑な慢性の下痢の病気
それぞれの種類によってもらえる金額が違ってきます。
障害基礎年金は定額です。1級は2級の1.25倍となっています。
1級 | 780,100円×1.25=975,100円(+子供がある場合は更に加算額) |
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2級 | 780,100円(+子供がある場合は更に加算額) |
子の加算額
1人目・2人目の子 | 1人につき 224,500円 |
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3人目以降の子 | 1人につき 74,800円 |
※子とは次の者に限ります。
・18歳年度末(高校を卒業する年齢)までの子供
・障害等級1級または2級の障害状態にある19歳までの子供
障害厚生年金の額は、厚生年金に加入していた期間の長短、給与の額(払っていた保険料の額)などで異なります。
1級の障害厚生年金の報酬比例年金の額は、2級の1.25倍です。
2級の障害厚生年金の報酬比例年金の計算は、老齢厚生年金と同じ計算をします。
尚、若くして障害を負ってしまい厚生年金の加入期間が短い方は年金額が低くなってしまうので、加入月数300月未満のときは、300月として計算します。
また、3級の場合には、年金額が低くなりすぎないように最低保障額が設けられています。
1級 | 報酬比例の年金額×1.25+障害基礎年金1級(+配偶者がある場合は更に加算額) |
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2級 | 報酬比例の年金額+障害基礎年金2級(+配偶者がある場合は更に加算額) |
3級 | 報酬比例の年金額(最低保障額 585,100円) |
障害手当金 (一時金) |
報酬比例の年金額×2年分(最低保障額 1,170,200円) |
配偶者の 加算額 |
224,500円 |
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例1(厚生年金の加入者)
うつ病で障害厚生年金 2級受給された方の場合
障害基礎年金2級(約78万円)+障害厚生年金(約74万円)
※障害厚生年金部分は報酬比例なので金額は人により変わります。
例2(国民年金の加入者)
腎臓の障害で障害基礎年金2級受給された方の場合(18歳未満の子供あり)
障害基礎年金2級(約78万円)+子の加算(約22万円)
以上の金額は、すべて年間の支給金額です。
偶数月の15日にその前2か月分ずつ、ご指定の口座に振り込まれてまいります。
※専門社労士が承ります
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富山障害年金請求サポートセンター
受付時間:9:00〜22:00(土日祝日もご相談承ります)
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・もらえるとしたらいくらなのか?
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その他、些細なことでもお気軽にご相談ください。